江南といえば水の都。明清時代の家屋がそのまま残り、しっとりした風情はどこか心懐かしいもの。あわただしい日常を離れ、昔ながらの水郷古鎮をゆっくりと訪ねてみませんか。
同里は蘇州から南東に25キロ。千年の歴史を持ち、多数の科挙合格者、文人を輩出した文化の薫り高い街でもある。古鎮に入る橋を渡れば、明清時代に迷い込んだかのようだ。 街を水が占める面積は、総面積の五分の一。五十近い橋が街の風景に風情を添えている。一番小さい橋は三尺足らずの「独木橋」。最も古い橋は「思本橋」で、700年以上の歴史を持つ。 また「太平」、「吉利」」、「長慶」と呼ばれる3つの橋は品字型にかけられ、同里の人は結婚の慶事、66歳の過寿の時には吉祥の意味を込め、必ずこの橋を渡るという。 名所旧跡も多く、明清時代の主な建築としては退思園、耕楽堂、崇本堂などがある。特に世界文化遺産に登録されている退思園は、蘇州の古典庭園の傑作の一つ。清代光緒年間に任蘭生が官職を解かれ、故郷に戻った時に建造された。池を中心に回廊、楼閣、草堂などすべての建物があたかも水に浮かんでいるように設計されている。 歩き疲れたら、同里の一番南にある南園茶社で、地元のお年寄りが奏でる二胡を聞きながら、ゆっくりお茶を飲むのも一興。 ●入場料 80元 ●住所 江蘇省呉江市同里鎮 ●電話番号 0512-63331140 ●開館時間 7:30〜17:00(冬季は8:00〜16:30) ●アクセス 蘇州駅、南バスターミナルから同里行き 週末には、同里湖湖畔のおしゃれな5つ星ホテル「同里湖大飯店」で過ごすのもよし。いろんなお値打ちイベントも企画されているので、要チェック。同里湖から周荘までモーターボートで水路沿いの風景を楽しむのもお勧め。
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