古典園林 classical garden

中国の芸術、文化、哲学の結晶と称される蘇州古典園林。多くは中国の文化をもリードした文人士大夫の個人邸宅です。蘇州園林はただ見るだけではそのよさはわからず、理解するには文学、芸術、建築学、植物学など多方面の素養が必要と言われています。

獅子林 

蘇州 獅子林(世界遺産)



 拙政園のすぐ南。蘇州四大庭園のひとつ。元代至正2年(1342)の高僧天如禅師惟則の弟子が禅師のために、ここに禅式の庭園を築造した。禅師はかつて浙江省の天目山の獅子崖で修行し、如来説法の仏典を「獅子吼」と称するところから、獅子林と名づけられた。

 園内は花崗岩の奇石や太湖石が林立し、その太湖石を積み重ねて作った築山は迷路のような洞窟となっている。その妙を称え、獅子林は「築山王国」とも呼ばれている。

 清の康煕、乾隆両皇帝は、南方巡回の際、数回にわたりここを訪れ、北京の円明園、承徳の避暑山荘には獅子林をまねて太湖石の築山を作らせたことから一躍天下に知られることになった。

 最後の園主は、蘇州博物館新館の設計を担当した、世界的に著名な建築家である貝律銘氏の父君。

 
《見所スポット》大築山、燕誉堂、揖峰指柏軒、小方庁、真趣亭、問梅閣、
  古五松園など
 


●入場料    30元
●住所     園林路23号
●電話番号  0512-67272428
●開館時間  7:30〜17:00(冬季は8:00〜16:30)
●アクセス 
 公共バス遊1、遊2、遊5、529、309、202など
          「蘇州博物館(拙政園、獅子林)」下車。





 最後の園主貝氏の邸宅を生かした民俗博物館がすぐ隣にあります。
蘇州の風俗に関心のある方はぜひ訪ねてみましょう。

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